自分で野菜や肉を切るくらいしか包丁を使っていない私です。
卸している魚の数が多いのでほぼ午前の業務ウロコ取りと配達で終わりますが、
それだけしか出来ないのは何かと不便なのでエラとはたわたの取り方を教わりました。
魚の大きさは小さめから中位のものの、
イトヨリダイやホウボウを今回やりました。
手袋をして
イトヨリダイとホウボウはエラのところに包丁を入れ、エラの付け根(上下)だけ残るようにエラに添って包丁を流します。
そして切ったら指を入れて引っ張り出す。
私は初めてだったのでエラの付け根部分にエラが残っていたりします。
職人さん曰く
・包丁を入れた時にエラが切れてしまったんじゃないか?
・左右のエラにちゃんと包丁を通していない、通っていないからでは?
と言われました。
言われた注意点を気にしつつやってみると今度はしっかりと取り除くことが出来ました。
ぱっと見は簡単そうにやっていますが、やはり職人さんは慣れているので意識しなくても気を付ける所はあるんですね。
エラを取り終わったらハラワタ部分です。
エラを取ったらハラワタもある程度取れてしまったりしますが、しっかりとお腹を開けてワタを取ります。
ハラワタも職人さんは「こ~やで~」と言いつつ簡単にしています、、、、、
私も見よう見真似でやってみますが当然上手に出来ません。
お腹を開く時の始まりの目安すらわかりませんでした。。。
魚の肛門から包丁の先を入れていき胸ビレの間を通すように包丁を進めていきます。
そして胸ビレをちょっと過ぎたのところまで包丁を進めていき内臓を取り出す。
苦戦したのは、胸ビレの間に包丁を通すときが大変でした。
私の包丁の扱いが下手なせいでしたが、胸ヒレのところにある骨にひっかかり上手く切れなかったです。
職人さんは魚の向きを変えてみてはと言われたのでやってみますと上手にきる事ができました。
(魚の頭をコチラ側に向けるように魚を縦の向きにして包丁の手の方に魚の腹がくるようにします。
そして魚の肛門から頭に向かって包丁を入れていくと胸ビレの辺りも切りやすくなると)
切り終えるとハラワタを取り出して中を水洗いして綺麗にします。
これでハラワタ取りまでは完成です。