1月31日に「ひみ寒ぶり」ブランドの期間が終了となりました。
ひみ寒ぶりとは、
富山県の氷見漁業協同組合が出している品質基準をクリアしている寒ぶりを「ひみ寒ぶり」といいます。
ひみ寒ぶりの品質基準
・魚体重が6キログラムを超えるもの(正確には6kg以上であること)
・富山湾で獲れたブリであること
・氷見漁協が定めた品質管理でブリを保存していること(氷漬けに)
・氷見漁協が定めた品質管理基準をクリアした船であること
・氷見漁協が定めた鑑定人に鑑定してもらうこと
みたいです。
そして品質基準をクリアした寒ぶりには、
販売証明書が1匹につき1枚、販売証明書に掲載される年度と管理番号は黒色で印字されます。
年によって印字の色が違うようです。(2年前は青色だったみたいですね。)
また、魚にタグがついていたりブリの容器は青色に統一していたり、と産地偽装対策を行っているようです。
ひみ寒ぶりの期間
2016年~2017年度の「ひみ寒ぶり」の宣言が出た期間は、2016年11月25日~2017年1月31日まで
前年度(2015年~2016年度)はブリの不漁から宣言自体出なかったみたいです。
2014年~2015年度は2014年12月25日~2015年2月10日で過去最低の取れ高だった。
ひみ寒ぶりの対抗馬?
のと寒ぶりとは
能登宇出津港でも「のと寒ぶり」というブリのブランドがあります。
ひみ寒ぶりと同じ水域で取れているブリですが、
4~7キロを小ブリ、7キロ以上をブリと呼び、その中でも12月上旬~1月末で品質基準をクリアしたブリを「宇出津港のと寒ぶり」と呼ぶみたいです。
のと寒ぶりの品質基準
・魚体重が7kg以上であること
・漁協が定めた品質管理でブリを保存していること
・漁協が定めた品質管理基準をクリアした船であること
・漁協
が定めた鑑定人に鑑定してもらうこと
みたいです。
漁港によって少し基準が違うみたいですが、
どちらも高品質にするため鑑定人をつけてしっかりと確認しているんですね。