今回はなぜ
年末年始は事前に注文を取っておく必要があるか
について説明します。
日頃から急な注文に対応出来るように鯛やカニ・あさりなどは、多めに買った分で対応しています。
しかしそれは追加分の為であって、日頃からの量を確保するためではありません。
(新鮮な魚を買うには海から取れたてを買うのが一番ですから。)
なので、大量に魚を確保しておりません。
しかし、年末年始は海からのとれたてを確保するのは難しいです。
理由の1つは中央卸売市場が休業日であるためです。
各中央卸売市場に関する条例で休業日・開場の日が規定されています。
大阪府中央卸売市場業務規程
東京都中央卸売市場条例
このように卸売市場が休みの為に殆どの魚が流通しません。
連鎖的に中央卸売市場がやっていないので漁師は魚を取ってきても売れる場所がないので年末年始は休みます。
話は逸れましたが事前に注文が必要なのは、
年末年始に中央卸売市場がやっていないので事前に確保をしないといけないからです。
(直接漁師に買っても大しけなどにより安定しません)